碓氷峠鉄路再生研究会(碓氷線草刈りの会)の掲示板です。 碓氷峠に関する情報発信、情報交換、意見交換等にご利用下さい。 当会は、安中市から線路敷立入許可を受けて作業しております。 |
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碓氷峠の冬 - なか爺
2018/11/30 (Fri) 10:29:25
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昨日の草刈り作業は寒い中ご苦労さんでした。
開始した9時ごろの気温は8度、
終了した12時ごろは14度。
仲間が持参してくれた温かい飲み物を5人でいただきほっとしました。
ところで、
今から157年ほど前の11月。
碓氷峠を下り江戸に向かう一行がありました。
総勢約25,000人、50kmにも及ぶ行列は、悲劇のヒロイン「皇女和宮(こうじょ かずのみや)」(16歳)の行列でした。
江戸時代末期の荒波に飲み込まれた少女の心境は……。
峠の歴史は碓氷線だけでは語りつくせません。
Re: 碓氷峠の冬 - しま爺
2018/12/03 (Mon) 11:50:17
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碓氷峠の歴史を知るには、良い本があります。
昭和48年刊の『碓氷峠』萩原進著 有峰書店
碓氷峠の古代から明治以降まで、交通制度、古戦場、碓氷峠越えの主な行列の中に、和宮の行列の記述もあります、信越線の歴史、民話と伝説、文学と文学界、峠の馬子唄まで、碓氷峠に関するあらゆる事項が網羅されています。
碓氷峠にご興味のある人にご一読を勧めます。
現在は、流通本は無いようですが、古書としてアマゾンやヤフオクなどでも度々見かけますので入手は可能です。
松井田図書館にもありますが、郷土資料室蔵書で貸し出しはしていません。
Re: 碓氷峠の冬 - しま爺
2018/12/05 (Wed) 16:32:12
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碓氷峠に鉄道を通した記録を知りたい人には、八木富男氏の『碓氷線物語』をお薦めします。
この本にも、夜明け前の碓氷峠の中に、皇女和宮はここから初めて関東を見たとの記述がありました。
この本に書かれたように、苦労して敷設・維持してきた碓氷峠の鉄路を新幹線のために簡単に廃線にしてしまったのは残念なことです。
『碓氷線物語』は、昭和53年に発刊、平成9年の碓氷線廃線の年に第4刷が発行されています。この本も入手は困難と思われますが古書では時々見かけます。
この本は、松井田、安中の両図書館にあり貸し出し可能です。
Re: 碓氷峠の冬 - しま爺
2018/12/06 (Thu) 10:13:44
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現在でも流通していて購入可能な本としては、交通新聞社新書の「碓氷峠を越えたアプト式鉄道」がベストだと思います。
万葉の時代、戦国時代、大名の参勤交代、皇女和宮の下向、明治天皇の峠越えなど峠の歴史に関する記述もあります。
鉄道については、碓氷馬車鉄道から時代背景、アプト式の建設から終焉、碓氷新線の建設から廃線までが書かれています。
松井田町の在来線廃止反対運動についても書かれており、碓氷線の残存機関車の行方や横川・軽井沢間路線断面図や列車編成と牽引トン数の変遷の図なども付いていて、碓氷峠に関する情報が網羅されています。
碓氷峠を越えたアプト式鉄道 清水昇著
平成15年2月初版 交通新聞社新書076 定価800円
松井田図書館にもあります。
Re: 碓氷峠の冬 - しま爺
2018/12/12 (Wed) 17:07:45
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国鉄OBの3名の方が共著で自費出版した本もあります。
アプト式鉄道に特化した内容ですが、鉄道マニアでない一般の人向けに大変わかりやすく書いてあります。既存の本に無いような写真や資料も掲載されています。
「ひもとくアプト式鉄道のはなし」 著者;茂木誠一・猿谷鷹司・関行雄
制作;(株)アクティブ
発刊;2018年3月? 詳細不明、市販はされていないもよう。
松井田図書館にあります。貸し出し可能。
Re: 碓氷峠の冬 - なか爺
2018/12/30 (Sun) 11:08:40
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『ひもとくアプト式鉄道のはなし』は
安中市観光案内所(碓氷峠鉄道文化むら横)で販売しています。
定価:1,000円